高度情報教育基盤ユニット(iEdu)

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情報企業論

授業の概要・目的

情報化が社会に及ぼす影響を理解し,情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集,処理,表現する能力を養い,情報社会に積極的に参画する態度を育てる.また,情報や情報社会における身のまわりの問題を解決するために,情報の特徴と情報化が社会に果たす役割と及ぼす影響について,思考を深める.
特に将来グローバルな仕事への従事希望者,ハイテク産業の行政,投資・評価,コンサルティングの希望者,起業志向者,大企業やスタートアップのキーマネジメント志向者,経営管理などに興味をもつ学生にとっては,ITインフラ,サービス関連の全体概要と最新動向に触れる機会を提供する.
受講者が目的意識をもって今後の専門領域を学習でき,卒業後に実践的な応用ができることを講義目的とする.当該領域で活躍中の第一線専門家による講義も予定している.

到達目標

情報化が社会に及ぼす影響を理解し,情報機器や情報通信ネットワークなどを適切に活用して情報を収集,処理,表現する能力を養い,情報社会に積極的に参画する能力の獲得を目指す.また,価値の創出(クリエイティブ・デザイン)と価値の良さがわかる(サービス・リテラシー)人材の教育を行う上での基礎知識を習得する.

授業計画と内容

<講義スケジュール例>

イントロダクション

エスノグラフィ(参与観察) 
エスノグラフィ(分析) 
サービスデザイン(1)
サービスデザイン(2)
企業活動と情報システム/社会のデジタル化
企業活動と情報システム/デジタル化を支える基礎技術
企業活動と情報システム/デジタル化を支える応用技術
企業活動と情報システム/ビジネスアナリティクスとAI
産業のサービス化
デジタルトランスフォーメーション(DX)
マーケティング(理論とケース)
ナレッジ・マネジメント(理論とケース)
ゲスト 事例紹介「脳科学をビジネスに」

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履修要件

特になし

成績評価の方法・基準

情報活用社会に対する社会背景,現状分析,課題の認識,解決アプローチ等の習得を目的とし,その習得程度を評価する.評価の方法としては,授業への積極的参加 (20%) ,レポート課題(4回,合計で80%) とする.

教科書

教科書は指定しない.
授業で用いるものは,適宜配布する.

参考書等

小林潔司、原 良憲、山内 裕『日本型クリエイティブ・サービスの時代 「おもてなし」への科学的接近』(日本評論社) ISBN:978-4-535-55799-4
下記記載の参考書は、授業の一部の概要を知るための参考資料である。他の参考書に関しては、授業中に適宜指示を行う。
[1] David A. Kaplan, The Silicon Boys: And Their Valley of Dreams (邦訳:デイビッド・A・カプラン, シリコンバレー・スピリッツ, ソフトバンクパブリッシング), 2000
[2]ジョー・ティッド他, イノベーションの経営学, NTT出版, 2004 Lewis Branscomb and PhilipAuerswald, Between Invention and Innovation, NIST GCR 02-841, 2002
[3] Geoffrey A. Moore, Crossing the Chasm (邦訳: ジェフリー・ムーア, キャズム, 翔泳社, 2002)
[4] Clayton Christensen, The Innovator’s Dilemma (邦訳: クレイトン・クリステンセン, 翔泳社, 2000)
[5] Clayton Christensen, Seeing What’s Next (邦訳: クレイトン・クリステンセン, ランダムハウス講談社, 2005)
[6] ダンカン・ワッツ, スモールワールド・ネットワーク, 阪急コミュニケーションズ, 2004
[7] アルバート・バラバシ, 新ネットワーク思考, 日本放送出版協会, 2002 公文俊平, 情報社会学序説, NTT出版, 2004
[8] クレイトン・クリステンセン, 明日は誰のものか, ランダムハウス講談社, 2005 クリス・アンダーソン, ロングテール, 早川書房, 2006
[9] ヘンリー・チェスブロウ, 「Open Innovation」, 産業能率大学出版部, 2004
[10] スティーブ・Y・西浦, 「リテンションストラテジー」, かんき出版, 2001
[11] Timmons, et al., “New Venture Creation - Entrepreneurship for the 21st Century -”, McGraw-Hill Irwin, 2006
[12] John L. Nesheim, “High Tech Start Up”, The Free Press, 2000

その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)

前回受講のハンドアウトの復習.参考書籍の事前学習.

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