高度情報教育基盤ユニット(iEdu)

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情報セキュリティ(集中科目)

授業の概要・目的

IT化とネットワーク化が進行し,情報システムが企業活動・学術活動に不可欠になった現代において,そこに潜む脆弱性を狙ったサイバー攻撃により社会が大きな影響を受けることが問題となっている.本講義では,インターネットおよび組織内ネットワークを利用する際に知っておくべき知識,例えば,安全確保,攻撃からの防御と運用の継続,消されたデータの復旧,法制度などについて,システム管理者・利用者の視線に立ちながら最新技術を交えて講述する.

到達目標

情報システムを利用する上での危険性を認識するとともに,その対策の概要を知る.

授業計画と内容

開講日程:
4月12(金),19日(金),26日(金)
5月10(金),17日(金),24日(金),31日(金)
各4-5限
期末試験・フィードバック:
6月7日(金) 4-5限

[基礎技術]
ネットワーアーキテクチャ: IPv4,IPv6,TCP,UDP
サイバー攻撃と防御技術:マルウェア,脆弱性攻撃,不正アクセス検知,アンチウィルス,ブロックチェーン,オニオンルーティング

[攻撃技術]
ソーシャルエンジニアリング
脆弱性探索: ペネトレーションテスト,倫理的ハッキング,レインボーテーブル
攻撃の自動化: AIによる脆弱性自動探索と攻撃プログラム自動作成

[防御技術]
自動防御プログラム: 攻撃検知から防御プログラム生成
デジタルフォレンジックス: 消されたデータの復旧作業の手順と実態
サイバーインテリジェンスと状況把握: オープンソース情報,DarkWeb情報などの分析による状況把握

[統合運用]
国内・国外の法制度: 著作権法,不正アクセス禁止法,IoT対策など
サイバーにおけるグループ管理: インシデント発生時の危機管理

履修要件

特になし

成績評価の方法・基準

講義でのディスカション等への貢献度,プレゼンテーション等の内容,講義終了後に提出されるレポートにより総合的に判断する.

教科書

特に定めない.必要な資料は講義において配布する.

参考書等

必要に応じて講義内で紹介する.

その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)

受講に際し特別の知識は必須ではないが,講義の効果を高めるため事前予習を課す場合がある.

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