高度情報教育基盤ユニット(iEdu)

ユニット提供科目

  1. 現在の位置 : ホーム
  2.  
  3. ユニット提供科目-科目内容
  4.  
  5. 情報基礎[全学向]

情報基礎[全学向]

授業の概要・目的

情報とは何か,情報の処理や計算とはどのようなものかについて,情報の評価,情報の表現,情報の伝達,情報の検索などの様々な側面から学ぶ.また,現在のコンピュータ,情報ネットワーク, 様々な情報システムなどがどのような仕組みで動いているのかについても取り上げる.

授業計画と内容

以下のような内容について授業を行う予定である.
01 情報とは何か:主観確率,ベイズの定理(田島)
02 情報の評価:情報量(杉山)
03 コンピュータのための情報の表現:アナログとディジタル,誤り訂正符号,情報圧縮,暗号,ブロックチェーン,量子コンピューティング(杉山)
04 人間のための情報の表現:情報可視化,統計データの扱い,情報の信憑性,ユーザインタフェースのデザイン(田島)
05 情報のデータ化:データモデル,データ構造,関係,グラフ(田島)
06 計算とは何か:計算可能性,計算不可能な問題(佐藤)
07 計算手順とその評価:アルゴリズムと計算量(佐藤)
08 計算手順の表現:プログラミング,最適化問題(佐藤)
09 複数処理の実行:並列処理,同期,スケジューリング,OSの役割(田島)
10 複数主体による処理:分散処理,インターネットの仕組み(杉山)
11 計算と知能:人工知能,機械学習(杉山)
12 計算と科学:自然科学・人文社会科学におけるコンピュータ利用,およびデータサイエンス(杉 山)
13 情報と社会:情報通信技術の発展と情報化社会で必要とされる権利や倫理 (杉山)
14 情報に基づく意思決定:ゲーム理論の基礎(田島)
15 フィードバック(田島・杉山・佐藤)

履修要件

特になし

成績評価の方法・基準

通常の授業中に行う小テストの結果に基づいて評価を行う.本講義で学ぶ「情報とその処理とはどのようなものか」「コンピュータや通信ネットワークはどのような仕組みで動いているか」などの知識について,各所の要点,および,それらの間の関係の全体像を,自分の言葉で説明でき,かつ, 他の分野に応用できる程度に体得できているかを評価する.

教科書

使用しない

参考書等

授業中に紹介する

その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)

授業資料や演習問題の解説資料などを用いて,毎授業ごとに復習を行うこと.また,事前に授業資 料が配布されるなどにより,授業内容が事前にわかっている回については,取り上げられる概念な どについて各自で調べて予習を行うこと.
オフィスアワーはメールによる事前予約のこと.メールアドレスは以下の通り(「@」を「@」に 置き換えること):
田島:tajima@i.kyoto-u.ac.jp
杉山:kaz.sugiyama@i.kyoto-u.ac.jp
佐藤:hsato@amp.i.kyoto-u.ac.jp

ページの先頭へ

S