高度情報教育基盤ユニット(iEdu)

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  5. 情報基礎実践

情報基礎実践

授業の概要・目的

どの分野においても、情報を人に伝わるように「表現」したり、情報を理解するために「処理」を行ったり、新たな情報を得るために「検索」したり、情報を利 用可能な形で「管理」したり、情報から知識を得るために「分析」したりすることは重要である。本講義では、これら情報を扱うために必要な知識・技術を実践 することにより習得することを目的とする。 講義の形態としては、短い講義の後、コンピュータを利用した演習を行う。ソフトウェアに依存しない基本的な考え方に焦点を当てることで、 長期に渡って、分野に依存せず利用できる情報の基礎を学ぶ場を提供する。

授業計画と内容

文書作成 (1回):
WordおよびTex(文書作成ソフトウェア)を利用し文書作成の基礎と論理構造を意識した文書作成方法の演習を行う。
Web文書作成 (1回):
HTML文書の作成を行い、マークアップ言語や文書の論理構造について学ぶ。
クラウドサービスの利用 (1回):
Web上でオフィス文書を作成・共有できるサービスを利用し、Webやクラウドコンピューティングの仕組みを学ぶ。
情報の表現 (1回):
プレゼンテーションスライド・図表の作成を行い、情報を人に伝える方法について学ぶ。
データの集約 (1回):
Excelにてデータを集約する演習を行い、表計算の基礎およびデータの可視化について学ぶ。
データの分析 (2回):
Excelにて回帰・検定を行うことで、統計的手法について学ぶ。
メディア情報の処理 (2回):
テキスト情報や画像情報を処理する方法について学ぶ。
情報探索 (1回):
検索エンジンを利用して必要な情報を収集する方法、および、検索エンジンの仕組みについて学ぶ。
データベースの検索 (1回):
データベースに対する問い合わせを行うことで、データベースの検索・Web情報システムの基礎について学ぶ。
データマイニング (3回):
R(統計解析向けのプログラミング言語)を利用してデータマイニングを行う。大量のデータから有益な情報を発見する方法について学ぶ。

履修要件

全学共通科目「情報基礎」を併せて履修することが望ましい。ただし、必須ではない。

成績評価の方法・基準

演習中に課す課題の提出状況および演習への積極的な参加状況により評価する。課題は、授業内容に基づいた必須課題(70点)と、自発的な学習を必要とする発展課題(30点)から構成される。

教科書

使用しない

参考書等

授業中に紹介する

その他(授業外学習の指示・オフィスアワー等)

オフィスアワーはメールのやり取りで随時行う。
加藤 誠: kato[at]dl.kuis.kyoto-u.ac.jp
浅野 泰仁: asano[at]i.kyoto-u.ac.jp

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